こんばんは「ゆずせんべい」です。
今回は賃貸マンションや賃貸アパートの契約更新の際に必ず契約する「火災保険」について、皆さんは不動産屋さんの言われるがままに契約していませんか?
その保険、もしかすると不動産会社もしくは管理会社の仲介手数料が上乗せされていますよ!
火災保険は、良いものもあれば悪いものもあります。
保険のなかみや、火災保険契約時の最適解を分かりやすく説明しましたので、お時間のある方は是非読んでみてくださいね!
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目次
火災保険ってなに?しくみを簡単に説明!
火災保険は火事が起きた際の保険と思われがちですが、実際には「落雷」「破裂・爆発」だけでなく「盗難」による被害や、保険によっては「交通事故の請求」に対しても保険適用されるのです!
基本的な知識として、実際に「火災」が起きる確率ってどのくらいでしょう?
火事に遭う確率っていくつ?
総務省が公開しているデータでは平成27年は11,354件の住宅火事があったようです。件数だけ見ると多いですが、日本の世帯数は平成28年時点で 56,950,757世帯ありますから、確率でいうと…
なんと 約 0.02%の確率になります!
「そんな低い確率なら入る必要ないのでは?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、実際に火災の被害に遭われる方はいるわけで、「確率が低いが起きた場合の損害が大きい場合に備える」のが本来あるべき保険の姿です。
火災保険のなかみ
火災保険は色々な種類がありますが、最低限必要な保険は以下の3つですので、ご自身が加入している保険と照らし合わせてみてください。
- 家財の補償
- 借家人賠償責任
- 個人賠償責任
「家財の補償」は、火災・落雷・破裂や爆発、盗難などが起きた際に設定した補償額を上限に保険金が支払われます。空き巣に入られて、金品を盗難された場合にはすぐに加入している保険会社に連絡してくださいね!
「借家人賠償責任」は、火災、破裂・爆発、水ぬれの事故によって借用中の建物に損害を与え、大家さんに対して法律上の損害賠償責任を負った場合の損害賠償金等に対して保険金が支払われます。通常は、1,000~2,000万円の範囲で加入することが多いです。「借家人賠償責任」は火災保険で最も重要な補償となります!
「個人賠償責任」は、日常生活における偶然な事故により他人にケガをさせたり、他人の財物を壊したりしたために、法律上の損害賠償責任を負った場合の損害賠償金等に対して保険金が支払われます。例えば「子供が自転車の運転中に駐車中の車とぶつかってしまい、その修理費用を請求された場合」などは支払われるケースに該当することが多いと思います。
一般的な火災保険の相場っていくらくらい?
不動産の賃貸契約をする際に、火災保険の契約書が同梱されることが多いと思います。
大体の不動産や管理会社が同梱する火災保険は、2年で20,000円~23,000円くらいではないでしょうか。
この金額は普通でしょうか?
補償の内容にもよりますが、いらないオプションが沢山ついていたり、見えない仲介手数料が加算されていて高額なケースが多いと思います。
賃貸人(借主)が直接契約するケースの相場は、2年で10,000~18,000円くらいです!
それでは私がお勧めする火災保険を、用途に分けて3つご紹介しますね!
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おすすめの火災保険 3選
とにかく費用を安くしたい方必見!「お部屋を借りるときの保険」
日新火災が提供している火災保険界 最安を実現している保険です!価格は4,000~6,000円ほどと安く、最低限必要な補償内容が魅力的です!
1年 保険料5,000円のケース(1人暮らし1K20㎡の場合)
- 家財保険 200万円
- 修理費用 300万円
- 借家人賠償責任 支払限度額 2,000万円
- 個人賠償責任 支払限度額 1億円
- 被害事故法律相談費用等 支払い限度額 30万円
上記の補償を受けることができます、確実に入っておきたい「借家人賠償責任」も付帯されていますし、一人暮らしをしている方には強い味方になってくれるのではないでしょうか!
誠実で堅実な保険に入りたい方必見!「住まいる共済」
こくみん共済(全労災)が提供している保険で、自分だけの火災保険として、かなり自由に「火災保険」を設定することができます。
1年 保険料8,000円のケース (1人暮らし1K20㎡の場合)
- 家財保険 300万円(火災落雷(300万円)・風水害(240万円)・地震(60万円))
- 盗難補償 300万円
- 借家人賠償責任 支払限度額 1,200万円
- 個人賠償責任 支払限度額 3億円
自由度の高い保険で、ホームページからも誠実さが見えますので、気になる方は下記より見てみてくださいね!
お部屋の汚損や破損まで対応!「The 家財の保険 ベーシックⅠ型」
損保ジャパンが提供する保険で、特徴的なのは「不測かつ突発的な事故(汚損や破損)」にも対応してくれるところです。
例えば、お部屋の模様替え中に家具を倒して壊してしまった時など、さまざまなケースで保証してもらえます。
- 家財保険 1,000万円
- 借家人賠償責任補償 支払限度額 3,000万円
- 地震火災費用保険金
- 損害防止費用(消火活動の為に費消、損傷したものの再取得費用)
上記に、地震保険や修理費用補償をオプションとして付けられるようです。
本保険はインターネットでの申し込みができない為、代理店より見積もりを取得する必要があります。
ちなみに同社がホームページ上で公表している保険金額のケースでは、
38歳夫婦・子供3人:ベーシックⅠ型(水災なし・地震保険あり)プランで 18,850円/年となっています。
そのうち地震保険は12,400円/年と記載あるため、検証はしていませんが地震保険を外すと計算上は6,450円/年となり、かなりお得に見えます。
気になる方は問い合わせてくださいね!
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賃貸契約書上で「指定の火災保険」の文言がある場合
このケースも良くあると思いますが、賃貸契約更新の際に、きっぱりと契約書の内容を変更してもらうよう交渉しましょう。その際は、記録が残るようにメールでの交渉を推奨します。
このような賃貸トラブルは多々発生しています。そのような時は、都道府県の行政に相談することも手だと思います。
東京都の場合は、「東京都 住宅政策本部」に相談してみてください!
悪質な管理会社の場合、行政に相談されていることを嫌いますので、対応も丁寧になることがよくあります(笑)
まとめ
火災保険は、間違いなく必要な保険ではありますが、良質なもの・悪質なものを見分ける力が必要だと思います。
不動産会社や管理会社の言われるがままでは、無駄なお金を払ってしまうことになりますので、本ブログをきっかけに保険の見直しをして頂いて、少しでも家計の助けになればうれしく思います!
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