こんにちは「ゆずせんべい」です。
前回投稿しました米国ETFランキングでは、上位を占めていたVOO・SPY・IVVのS&P500指数連動ETFですが、実際にどれを購入すればよいか迷う方も多いと思います!
それで今回は、日本人が購入するならどの一番お得?という視点で比較検討してみたいと思いますので、宜しければ最後までご覧になってくださいね!
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目次
S&P500とは?
S&P500とは、正式名称を「スタンダード&プアーズ500種指数」と呼び、ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している企業の中から代表的な500社を選出し、その銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数のことをいいます。
時価総額加重平均型株価指数とは、単純に500銘柄を平均化しているわけではなく、時価総額の大きい企業は組み入れ比率が大きくなり、逆に時価総額の小さい企業は組み入れ比率が小さくなります。
尚、銘柄入れ替えは必要に応じて組み替えられるため、1年または半年など定期的な見直しを行うわけではありません。
yahoo! financeより引用:https://finance.yahoo.com/
S&P500連動ETF (VOO・SPY・IVV)の基本情報比較
コード | VOO | SPY | IVV |
運用会社 | バンガード | ステートストリート | ブラックロック |
設定日 | 2010年9月7日 | 1993年1月22日 | 2000年5月15日 |
資産総額 | 2,609億ドル | 4,090億ドル | 3,057億ドル |
信託報酬 | 0.03% | 0.0945% | 0.03% |
10年平均リターン | 16.59% | 16.48% | 16.58% |
配当金利回り | 1.31% | 1.25% | 1.36% |
運用会社ごとの特徴
「バンガード」「ブラックロック」「ステートストリート」は世界の3大運用会社といわれており、歴史的な実績があり、運用コストがかなり低いというのが特徴です。
その中でも、「バンガード」「ブラックロック」の運用額は単独でも700~800兆円と言われており、日本のGDP 553兆円を軽く超えています(笑)
そのくらい運用額も大きく、投資先の王道といえるでしょう。
設定日と資産総額
最も歴史が古いのは、ステートストリートが運用する「SPY」で、もうすぐ30年の運用実績になります。時点でブラックロックの「IVV」、最後にバンガードの「VOO」が運用を開始しました。
総資産額も設定日順(SPY>IVV>VOO)になっておりますが、信託報酬の安さから直近では「IVV」と「VOO」が総資産額を増やしています。
同じ指数のETFなのに直近の総資産額の伸びが大きいということは、最も人気があることを意味しています。
信託報酬と10年平均リターン
信託報酬は、少し前まではバンガードの「VOO」が最安で0.03%でしたが、最近ブラックロックも0.04%から0.03%に引き下げました。おそらく「VOO」の凄まじい速度での総資産額の追い上げに脅威を感じ、合わせてきた感じですね。
信託報酬は年間にかかる運用コストのことですので、例えば各 ETFを1,000万円分購入したとして、それぞれの運用コストは以下の通りです。
【年間運用コスト】 SPY 9,450円 > VOO 3,000円 = IVV 3,000円
正直、3ETFとも相当安いですが最安コストを求めるならば、断然 「VOO」か「IVV」の2択ですね!
10年平均リターンは、信託報酬の影響をそのまま受けますので以下の優劣になっています。
【10年平均リターン】 VOO(16.59%) > IVV(16.58%) > SPY(16.48%)
設定当初より最安値を維持している「VOO」が、現時点で最大リターンを得られています!
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結局、VOO・SPY・IVVのどこに投資するのが正解?
少なくとも10年以上は S&P500に投資をしていきたいという方であれば、バンガード社の「VOO」もしくはブラックロック社の「IVV」の2択かなと思いますが、設定当初より最安値を提示してきた「VOO」の方が、将来的にさらなる信託報酬の引き下げを行う可能性があります。
ですので「ゆずせんべい」が投資をするとしたら「VOO」を選択します。
VOO・SPY・IVVの購入方法
「SBI証券」もしくは「楽天証券」の2大ネット証券で購入することをお勧めします。
お勧めの理由は、どちらも購入手数料が無料であり、「Tポイント」や「楽天ポイント」を活用できるという点です。
またSBI証券は住信SBIネット銀行を経由することで、最も安く円をドルに交換することができます!(1ドル当たり 0.04円 *大手銀行では 0.25円~1円)
まとめ
いかがでしたでしょうか、同じ投資先でも少しの違いで損することや得することが多々あります。
このブログでは資産運用や日々のお得に関しての最新情報を発信していきますので、お時間あるときにでも色々と覗いてみてくださいね!
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