【徹底解説】50年以上の歴史を持つS&P500をチャートから振り返る!

こんにちは、「ゆずせんべい」です。

少し前に S&P500連動型のETFはどれを買うべきかブログ内で解説しましたが、今回は「S&P500」が過去50年どのような暴落や暴騰を経験して現在の指数に至るのかをチャートから解説していきますので、お時間ある方は是非ともご覧いただければと思います!

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S&P500とは

S&P500とは、スタンダード・アンド・プアーズ500種指数の略称のことで、アメリカの最も代表的な株価指数の一つです。

その歴史は非常に長く、1957年3月4日にスタンダード&プアーズ社によって指数の算出が開始され、今日までに50年以上指数としての実績があります。

その株価指数の中身ですが、ニューヨーク証券取引所、NYSE、NASDAQに上場している企業の中から代表的な500社の株価を基に指数が上下します。

採用されている500社はすべて純粋なアメリカ企業のみで構成されているということもあり、アメリカの経済指標の一つとしても歴史的な信頼を築いています。

S&Pを冠する指数はS&P500が最も有名ですが、他にも以下の指数があります。

  • S&P100 : S&P500の中で時価総額の特に大きい超大型株100銘柄で構成されている指数
  • S&P400 : 中型株400銘柄で構成されている指数
  • S&P500 : 大型株500銘柄で構成されている指数
  • S&P600 : 小型株600銘柄で構成されている指数
  • S&P1500 : 大型株・中型株・小型株の合計1500銘柄で構成されている指数

S&P500の50年チャート

現在では最も注目度の高い米国の株価指数ですが、これまで50年間どのようなチャートの動きをしてきたのか見てみましょう。

Yahoo! Financeより引用:https://finance.yahoo.com/

1971年の年末に「102.09」であった指数は、50年後の2021年11月現在「4,688.67」という驚異の上昇を遂げています!

およそ45.5倍になっており、もし1971年にS&P500へ100万円を投資していた場合、およそ4,500万円のリターンになっております。(税金や配当金は未考慮)

もちろん今後、50年同じようなリターンを得られることを想定して投資するのは非常に危険な行為ですが、最低10年以上の長期保有を前提とするのであれば、リスクは限りなく提言すると思います。

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S&P500 暴落の歴史

チャートを見ていただくと分かりやすいですが、数年に1度は歴史的な株価の暴落が様々な要因から発生します。過去50年の中の主な暴落は以下の通りです。

  • 1987年:ブラックマンデー
  • 2000年:ITバブル崩壊
  • 2008年:リーマンショック
  • 2018年:VIXショック
  • 2020年:コロナショック

このような暴落は幾度となく繰り返されていることを常に理解したうえで、無理のない投資スタンスを徐々に築いていくことが大事だと思います。

S&P500 過去50年 年間騰落率

続いては1972年から2021年までの50年で年単位での騰落率を調べてみましたので、下記の表をご覧ください。

中央から左側が年間リターンがマイナスだった年で50年のうち13回ありました。一方で中央から右側は年間リターンがプラスで合った年で50年のうち37回を占めています。

過去50年では、4年のうち3年はリターンがプラスであったことが分かります。

個人的には年間リターン21%以上が最も大きかったのには驚きました!

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まとめ

S&P500は、過去50年の長い歴史の中でも着実な実績を残していることがチャートや表からも改めて分かりました。

2010年から2020年はGAFAMと呼ばれる米国を代表する5社が急激な成長を遂げたため、指数の伸びも大きかったです。今後、2021年からどのような動きとなるかは分かりませんが、GAFAMに代わる新たな企業が急成長していく未来を想像できるならば、優良な投資先として検討しても良いかもしれません。

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この記事を書いた人

東京都内在住でサイドFIREを達成したい30代会社員です。趣味は銭湯巡りやパン屋開拓です。このブログでは、日常を少しでも豊かに出来るよう、役立てるような記事をマイペースに更新していきます。

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